karimenの日記

社会人になってから自動車免許を取得した記録

所内 #8/所内 #9/所内 #10

とにかくS字とクランクを繰り返し練習した。S字とクランクはめちゃくちゃ不安だったので、教科書の手順を確認したり、YouTubeで"クランク 教習"とかで検索した動画を眺めておいたのだけど、それが功を奏したのか、わりとスムーズに運転できた。特に脱輪とか接触もなかったけど、失敗の経験があんまりないまま終わったので、検定の本番だけミスったりしないだろうか。

安全確認もやったんだけど、これがめっちゃこわい。進路変更の前にルームミラー → サイドミラー → 目視の順に安全確認をせよとのことなのだけど、そうやって前方から目を話しているうちにも車は前進してる。こちとら車が真っ直ぐ進んでるかも不安なんじゃと言いたいが、安全確認せずに進路変更するのもめちゃくちゃ危険なのでやるしかない。自転車乗ってるときはできるからまぁ慣れなんだろうけど、失敗したときのリスクが高いのがきびしい。

急加速もやった。アクセルを最後まで踏み込んでキックダウンして急加速するのを体験するというやつ。これはまじずっと嫌な予感がしていたトピック。ブレーキ踏まずにカーブに突っ込めば、ただではすまないであろうスピードに一気に加速する。教習所は大した広さでもないので、一瞬で次のカーブが目の前にせまってくるが、急ブレーキは危険であるので、冷静に落ち着いて良いタイミングでブレーキを踏み始める。まぁこれもやったらできたけど、公道でやりたくない。体にかかる加速が恐怖を煽る。高速教習が不安。

そうこうしているうちに来週末は無線教習(つまり、教官がとなりに乗らない状態で運転し、無線で指示をうける)であるし、その次の日には検定がある。あと数日のうちに学科の内容の試験勉強とコースを覚える必要があるのである。体力勝負になってきたけど、体力はない。

所内 #6/所内 #7

先週の教習の内容だけど、今週の教習の前に復習をしておきたい。

まずは、坂道での停車と発車をやったけど、AT限定で免許をとってるので、それほど難しくはない。基本的に坂道の途中で停車するときには、フットブレーキをしっかり踏みながらハンドブレーキを引いて停車する。所内の坂道は勾配がほどよいためハンドブレーキを引かなくても、クリープによる前進の力と釣り合って車が下がったりはしないようだった。まぁ任意の勾配の坂道に対応できるようにちゃんと覚えておく。

坂道での発車はハンドブレーキを引いた状態でちょっとアクセルを踏む。アクセルを踏むと車体の後方が少ししずむのでその状態でハンドブレーキを上げると車がゆっくり発信する。アクセルを踏むタイミングではハンドブレーキに手を添えて置くと良い。ハンドブレーキの物理的な構造がよくわかってないので、なんで車体の後方がしずむのかわからなくて怖い。まぁ操作自体は難しいことはない。

ハンドブレーキその気になれば無視して前進できるらしく、実際にやってもらったけど、アクセルを踏めば普通に前進してしまうので怖い。アクセル分でないときに、勝手に動いたりしないようにするものって感じなんだろうな?

なんかバックの練習もやった気がする。バックはとにかく怖いけど、ゆっくり慎重にやるタイプの操作なので瞬発力が要求されなくて良い。バック操作には左後方と右後方のチェックを口酸っぱく指摘されるので、たぶん検定の評価項目なんだと思う。ハンドル操作が肝だと思うけど、バックだろうととにかく右に行きたいときは右に、左に行きたいときは左にハンドルをきる。

クランクとS字カーブもやった。操作としてはかなり複雑で気をつけるポイントが多い。とにかくカーブの行く先と内側のタイヤ位置を確認しながら曲がり始める。曲がり始めたら車の内側と外側と動いていく先を同時に気をつけながらハンドルを切り進んでいく。曲がった後には次のカーブをまがれる位置を目指して進む。こんなもんだっけな…。

ミスったときは切り戻しややり直しチャンスがある。大回りをしてしまったときは、行きたい方向と反対側にハンドルを全部切ってすこしバックする。内回り過ぎた時はハンドルをかえずにすこしバックする。本番落ち着いてできる気はしないのでこのような自体にならないことを祈るばかり。

所内 #4/所内 #5

今回は二コマ連続の運転。結果分かったのは2時間も運転していると結構腰がいたくなる。

1コマ目は加速と減速を学ぶということで、直線で時速40kmで走ることを強いられた。今のところ自分のブレーキが信じられないので、めちゃくちゃ怖い。先生はブレーキは意外と効くからしっかり踏み込めとおっしゃるけども、急停止も怖いのでおそるおそる踏んでいる。結果、今のところあまりメリハリを加速減速は出来てない気がする。何度かやってるうちに加速には慣れてきたけど、ブレーキに自信をもてないというのは普通に考えて怖いやろ、と思う。

2コマ目は交差点での右左折。今までになく厳しい先生が担当だった。とにかく出来てない点は全部指摘される。怒られるのはイヤだけど、結局今は何ができてないのかもあやふやな状態なので、逐一指摘がもらえるのはありがたかった。ハンドルをぐるぐる回してきったときに、ちゃんと戻せるか心配でハンドルを見てしまうのだけど、それが良くないらしい。自分が行きたい方向と車の進んでる方向の相対感をみながら調整するイメージなので、まっすぐに進むように調整するころにはハンドルは定位置に戻っているという話らしい。へーって感じである。本当にできるようになるんか。

なんとなく復習が多くなってきてて、どんどん自信がなくなってきたけれども、後5時間くらい練習して仮免の試験に臨まなければならない。心配だ。

所内 #3

今日の実技は目標地点に寄せて停車するのが主なトピックだった。それなりに思ったところに止められるようにはなったものの、自分は減速が苦手らしくて、目標地点直前のスピードが早すぎるとのことだった。

強くブレーキを踏んでガックンとなるのが怒られそうでやりたくなくて、そろりそろりとブレーキを踏んでしまう。ガックンとなるのは減速が不十分な状態から一気に止まろうとすると、起こる?はず? なので、速度が出ていれば多少はブレーキを踏み込んでも大丈夫なはず??

なんかブレーキの踏み込みの程度がいまいちつかめないのと、後ろに車がいるのかどうかをちゃんと確認できてなくて不安というのがある気がする。目的地点がカーブの先にあるので、後続車がいないかどうかはカーブの前に把握しておく必要があるが、まだそこまで先のことを考えて動けていない。

学科では信号の見方と交差点での右左折について学んだ。とにかく怖いので絶対に交差点に侵入したくない。

あとなんか危険予測への意識が高まったことにより、今日はSplatoonがうまかった気がする。

自動車学校に入学 hakobe篇

こんにちはhakobeです。もてめんさんの日記に登場して自動車の練習日記を書くことにした。突然のことで驚かせたことをお詫びします。

界隈では自動車免許を取得するとスーパーハッカーになれなくなるとされているが、身の回りに反例があることもあり、勇気をだして免許の取得に取り組むことにした。

実は自動車学校に入学してからもう3週間くらい立っているので、ここでは、これからのことを綴っていければと思っている。

土日に講義を受けるスタイルなので、まだ第一段階の工程を半分ほど過ぎたところであって、自動車の運転も、所内のコースをぐるぐるまわるような練習を2時間ほどやっただけだ。

実家のある地方は車社会だったので、子供のころは毎日のように車に乗せてもらっていた。親が車を運転する所作はよく見ていたし、車の動きをパターンをなんとなくイメージできるので、自分では運転の飲み込みが早いのではないかと期待していた。しかしながら、教官の先生の様子を観察するに、今のところ信じられないほど優秀ということはなさそう。

よくわからない自信はもたずに、安全運転を勉強していきます。

所内 #4/路上 #7

翌日に卒業試験を入れたため最後の教習。まずは所内で、縦列駐車および左右方向転換の補習をした。これら3つのうちひとつが必ず試験に出るので何が来ても万全の体制で臨まなくてはならない! 一番簡単なのは左方向転換? で丁字路の右からバックで入って左向きに出るというやつ。これは右のお尻が見えるのでまだ安心。右方向転換のほうは車の左後ろの角を軸にするので運転席から遠い。これは勘でやるしかない。車のお尻を角に近づけてうまく曲がる、という感じでしかわからなかった。人間そんなに遠近感あるものなのか? 縦列駐車はおもしろくて、周囲のさまざまな目印を駆使するとどういう訳か入っている。この魔法のような手順を記しておこう。駐車場所は左側にあり、他の車の代わりにポールが「ひ」の字型に境界線をひいている。ちなみにこれに当たると失格である。「事故ってことだからね」と教官は言ったが大目にみてほしいと思うばかりだった……。

  1. 充分に通り過ぎる。
  2. 助手席の窓の真ん中に最初のポール(「ひ」の字の書き始め)が見える位置までバックする。
  3. ハンドルをすべて左に切って、バックミラーで駐車場所後方のポール9本を数えるまでバックする。
  4. ハンドルを真っすぐに戻し、「ひ」の字の最初の角が助手席から真横に見える間でバックする。
  5. ハンドルをすべて右に切って、サイドミラーにポールが2本ずつ映るまでバックする。
  6. ハンドルを戻して前後位置を調整する。

うろ覚えだけど、こんな感じだった。道路にポールなんて生えてないっすよね? これ絶対実世界で使えないな~と思いつつ汎用的に教えられてもあと半年余計に時間がかかるだけなので目の前の試験だけに注力する。あ、ちなみに一回までは切り返し(バックを中断して前に出る)ても減点がないのだけど、切り返しなんて慣れてないことをぶっつけ本番でやっても自滅するだけだろうと思えた。

それぞれ一回ずつを割とすんなりとこなして路上へ。この頃になるとだいたい自分なりの運転はできるのだけれど信号を右折するとき、タイミングが掴めず一回スルーしたら今の黄信号で動き出してね、とのこと。アンタ対向直進車が信号無視してきたらどうするんだよ! 死ぬぞ! そうは言っても公道はコンベンションとコミュニケーションの世界なのである程度は投機的に右折をしなくてはならない。おれは世界中の右折車を応援する、とそのとき心に決めたのだった(一部の国・地域は対象外です)。

路上 #6

夜の自主経路!(挨拶)つまり指定されたA点からB点まで自分で経路を考えて走行しなければならない。普段は教官が隣で「次の信号、右」とか唱えてくれるのに任せて走っているのでまったく勝手が違う、しかも今回は教習生がいつもの三倍の三人で、知らない人と同車しなくちゃならない。できれば下手そうな人と一緒になりたい、と思ってたら自分より十歳くらいは若そうな若者、と言うと馬から落馬してるから、つまり十歳の若者たちでウオー、やりづれえ、しかもジャンケンに負けて最初の運転となってしまってガチガチに緊張したのだが、運転のほうはつつがなく完遂して(やるじゃん)、運転席から次の教習生に変わるとき「う、うまかったすね」と声をかけてくれた若者はいい奴だった。後部座席に座りながら、ああ、彼には次頑張ってくださいと返事すればよかったんだな、と思った。