karimenの日記

社会人になってから自動車免許を取得した記録

卒業検定

前日の教習が散々だったので、運転への自信はまったく失われており、絶対落ちるな……という気持ちで目が覚めた。今日は練習という気持ちで臨もう……。卒業検定は朝からはじまる。台風を心配してたんだけど、嵐の前の静けさか風は吹いていたけど雨は降っておらず、延期になることはなさそうである。

検定がはじまるまでの間は如何にリラックスできるかを考えていた。基本的に緊張しいなので、ガチガチになってしまって、めちゃくちゃな運転をしてしまう……というのが一番有り得そうな失敗パターンだ。

検定で走るコースは当日朝、教習所に行くと掲示板に張り出されている。僕は6番コースだった。コースを見ながらイメージトレーニングしてみるのだけど、これはあまり良くなかった。集中していろんなことを考えると緊張が高まってしまう。諦めて外の景色でも眺めることにした。

走る順番は僕が最初。下手に他の人の運転を見てから走ると、どういう気持ちになるか想像できなかったので、初っ端運転できるのは良かった。検定員は検定前に前説をしてくれた物腰やわらかそうな教官だった。いかにも緊張していますという面持ちだったのか、「深呼吸して落ち着いてね!」というアドバイスを頂いた。振り返ると、この辺のやりとりで結構リラックスすることに成功したと思う。

前日のグダグダ運転と打って変わって、普段通りという感じで落ち着いて運転できた。今までの運転を思い出しながら丁寧に走る。歩行者保護は大事だ。信号がなく横断歩道がある場所では人がいないかしっかり確認しつつ、いつでも止まれるような準備をしておく。路肩に駐車している車を追い越す時、車との距離をしっかり空けおけば、急に車の影から自転車が来ても落ち着いて対応できる……! 台風が接近していることもあってか、街にそれほど人もおおくなかったのも幸いしたとは思う。

つまるところ、卒業検定には無事合格できた!やればできるやん!最後の運転は安定していて良かったと教官に褒められたので、落ち着くのは大事である。とはいえ、まだまだ運転自体は不安なので練習していきたい。

実技についてはこれにて終わり。自動車免許を取得するには、免許センターで学科の試験を受ける必要があるけれども、実技に比べれば気は楽だ。思っていたスケジュールにもなんとか間に合いそうでよかった。