最終回
卒業テスト
練習問題をやっていると地味にちょくちょく出てくる二輪の問題で点数が引かれる。カーブではスロットルをどうする、みたいな問題にもそもスロットルってなんやねんってかんじ。
しかしそれも練習問題を5セットくらいやったら覚えてきた。
詳しい点数は見ていないけれど無事合格。
卒業検定
転換と後退、 転換のほうが良いなあと思っていたら期待通り転換を引いた。しかも左転換 (右折バック→左折前進) なのでやりやすい。
また路上の経路も通った回数が多い道でかつ停車するタイミングも場所も都合の良いコースだったので運が良かった。だいぶ落ち着いていられた。 ……と思ったら路上で左折途中で合図を出し忘れたことに気がついて慌ててつける、方向転換後につけるのを忘れる、というのをやってこれはやってしまったか……? と一瞬焦ったものの、焦ったままやっても仕方がないとむりやり切り替えて持ち直すことに成功。
結果、こちらも無事に合格。どれくらい響いたかはわからないけれどとにかくよかった。
試験
そして今日受けてきた。試験自体よりもまず地の果てかと思うほど遠い免許センターに行ってそれなりの待ち時間を過ごすのがまず大変だった。 京都も長岡京から降りてバスを乗り継がなきゃいけないっぽいし、どこも大差なさそう。つらい。
「免許取得は初めてですか?」って何度か聞かれて、最初は年齢が年齢だからかと思ったけれど、よくよく考えると停止経歴を詐称しているのでは、って思われていたのかもしれない。
試験自体は自信のない問題が2つくらいだったのでまあいけるでしょうという自信があった。
最後の難関(?)の免許証の写真はわりと普通な写りだったので満足しています。
戦いは続く
無事にホンメンパーソン、オートカーライセンサーとなりました。
未経験から学び一定の習熟度に達する経験はかなり久しぶりのような気がする。 自分は今まで自転車に乗る生活が長く、少なくともロードバイクに乗るようになってからは一通りの交通規則について明らかに違反した・無視したおぼえはないと言って良いと思うけれども、四輪の免許を取得する過程で単に交通規則を守るだけではなく四輪の運転者の視点に立って軽車両がどうあると望ましいか、ということも理解が深まって良い経験になった。 たとえば信号待ちで停車する時、自分からミラー越しに運転者を視認できるような位置だと相手も視認しやすくて良いね、といった話。
これから車を買い金沢周辺を転がす予定ですが、任意保険や駐車場のことを考えると明るい顔ばかりでいられないのも正直なところ。
まあ一時にせよ贅沢な楽しみだと思うことにします。
最後に所属組織のSlackチャンネル #クルマ のみなさま、おともだちワークスペースの #zoom-zoom のみなさま、様々なアドバイスや応援ありがとうございました。 aereal先生の次回作にご期待ください。
危険予測、高速
前回: 路上停車、縦列駐車、自主経路 - karimenの日記
危険予測
いつものコースに近いけれど心無し住宅街とか細い道とかを通る。
そのあと教習所に戻ってペアの人と駐車禁止の場所を挙げたりなど。ディスカッションというほどらしいことはしなかった。
高速
指導教官がやたら雑談をふってくるタイプで、ただでさえ余裕がないし危険なのにやめてくれ〜と思っていたら、ペアの人もわりと話に乗る方で余計に怖かった。そういう場じゃないだろ〜〜〜。
平日の北陸自動車道は空いていて離合でプレッシャーがかかることも少なかった。
トラックの後ろにつくとスリップストリームで急速に車間距離が詰まるのは怖い。その他にも意外と速度を維持するためにアクセルをこまめに操作する必要があってなかなかたいへん。 これはたしかにクルーズコントロールがあると格段に助かりそう。
次回予告
今日このあと見極めを受け、月曜日に学科卒業テストを受け、火曜日に卒業検定を受けることになっている。
目下の懸念は卒業テストで、練習問題がまず95問と1イテレーションが長いし、二輪の内容も入ってくる。おまけに問題自体は中間の時と変わらず論理とか知らない人が書いた文章で間違えた時にイライラすることが多い。
見極めは……縦列停車・方向転換は教習車の車幅感覚がだいぶついてきたのでそんなに不安はないかもしれない。
うまくいくと来週水曜日には免許取得の運びとなるので乞うご期待です。
路上停車、縦列駐車、自主経路
前回: 技能12, 13, 14 (路上) + 余談 - karimenの日記
あれよあれよという間に進展した。現状としては、残すところ複数教習による危険予測、高速道路教習、見極めというかんじで高速道路教習まで予約がとれたので順調にいけば今月中にホンメンチャレンジの切符を得ることになります。
路上停車
金沢近郊には路面電車は走っていないので、考慮すべきは基本的にバス停や横断歩道を避けるくらい。 富山とかで路上教習する人はやっぱり実習するんだろうか。
何度か路上でやったくらいだと可もなく不可もなくといったかんじ。大都市だとまたずいぶん大変そう。
学科でも言及があったように、コンビニの駐車場に停めるなどしてできるだけ避けたい。試験を受ける上ではあまり心配はなかった。
縦列駐車、旋回
何度か場内で練習してみて、S字クランクとかと意識することは変わらないなと思った。脱輪するかどうかはハンドルを切る量と、曲がり始めた位置と、移動量で決まるのであって前進か後退かは関係ない。 書いて気がついたけれど、関係ないことはなくて内輪差は先行する車輪より後続する車輪の方が内側に入るという違いはあるか?
まあ要するに旋回円の組み合わせで曲線を描くので、旋回円を頭に描けたらよいのだと思った。 ハンドルを切る量が旋回円を決め、ハンドルを切る (切り返す) 位置が曲率を変える。
教科書に載っていることの言い換えでしかけれど、だいぶ理解が進んだ。 後退を開始する時の車両の位置を常に揃えることがまず簡単にできることでかつ重要なことなのだと思う。
コツが掴めてからはサクサクできた。
ただ、車体感覚が十分に身についているかというとそうでもない。どうしてもなんでこの運転席からの景色で車体がポールにぶつかっていないのか不思議に思う時もけっこう多い。 これはわりと諦めつつある。車体感覚って言うほどそんなにすぐに完璧に身に付くものか? という疑問があり、どうせこのカローラアクシオに乗る期間は少ないし、試験をパスすることだけ考えたら良いかと思った。
自分の車を持ったらじっくりと360°ビューモニターとかを使って実際の車体の位置と運転席からの視界をマッチさせていけば良いかと思う。
自主経路
これも実際に車を持ったらどれだけ必要になるんだろう、という気はする。 一方通行や細い道路、通学路など危険を予測してあらかじめ避けるという考え方は通用するとは思う。
目印を覚える、道順を覚えるっていうことに関してはカーナビの音声案内をあてにするので良いんじゃないかと考えている。 もちろんカーナビも位置情報の誤差や地図情報が最新に追従していないなどリスクはあるものの、人間の短期記憶よりはるかに信頼性が高いだろうし、なにより運転を無意識的行動に落とし込めていない内に脳のリソースを圧迫するのは悪手ではなかろうか。
試験ではできるだけ単純なルートを選ぶなど脳の負荷が少ないルートを設定する、といった方法で乗り切りたい。
余談
9月後半にずれこむ想定でいたけれど思ったより調子良く進みつつあるので、そろそろ車のことを考えはじめています。
取り急ぎマンションの駐車場契約を進め、次に具体的な予算設定やグレードの検討などを行います。車種と色は既に決めてあるので、あとはエンジンと内外装をどうするかくらい。基本的に中古を考えています。
ディーラー中古をざっと眺めてきたかんじ、希望する色は流通量が少なめなようで取り寄せなども検討しています。 エンジンは3種類、排気量の違いを含めると4種類にも渡りますが、基本的には販売価格と燃費で検討する予定です。
技能12, 13, 14 (路上) + 余談
ここから第二段階。
12
場内で急ブレーキと整備について。
エンジンルームの底面って何もなくて吹き抜けになっていることに気がついた。
13, 14
ここから路上。3種類のコースを2回ずつ進める。なので今回はコース1を2回やる。 たまたま同じ日に連続して予約が取れたけど、同じコースはできるだけ間隔を空けないほうがよさそう。
教習所を出てすぐのところにある中央線のないやや細い道路にいきなり緊張した。 車道に出たらわりとすぐに慣れた。歩行者の少ない昼間の時間帯ということもありそう。
2回目 (14段階) では駐車場からスッと出てこようとした車にびっくりした。本当に怖いので自分が車を持ったらしっかり徐行しようと思う。
次回以降は野々市や金沢など車通りの多い地域を走るコースらしいので波乱の予感がするねっ☆
余談1
教習期限が11月で、第一段階の修了が7月ということは5ヶ月かかった計算になる。同じペースだと確実に間に合わないし、しかも第二段階は学科・技能共に第一段階より科目数が多いのでなおのこと危うい。
一応、卒業までのコースをコーディネイトしてくれるプラン (有償) もあるけれど、全体の受講者が多くて受け付けていないとのことだったので諦めた。
とはいえ危ういのは変わりないので予約サイトをクローリングして自動で空いている技能教習の枠を予約するものを作りはじめた。
GitHub - aereal/ginou-automata
そのうち自分のブログに技術的な話を書こうかな。
余談2
余談に関連し、学科も計画的に取っていかないといけないが、教習所から提供されている予定表がExcelの表をPDFにエクスポートしたものだけでかなり扱いづらかったのでちょっとしたWebアプリを作って進捗管理や予定を組みやすくした。
GitHub - aereal/kyoushu-schedule
動いているのはこれ:
https://kyoushu-schedule.web.app/
自分しか使わないのでlocalStorageに保存しているだけ。なので認証も何もない。たとえば学科の15番を7/20に受けることにしたら「予約」のチェックを入れる。すると表で15番は予約済みという表示になる。
予約も履修も済んでいない科目をすべて埋めれば修了までの予定が立つ、というもの。
みきわめ、修了検定
みきわめ
検定では乗車から降車まで見られるということで、Notionに一通りの流れを書いて行きしなのバスで暗唱するようにした。
今回の教員は指摘された点を改善したら「今のは良いね」ってフィードバックしてくれるのでやりやすい。
修了検定
まず朝8時のバスに乗れるかという試練から始まる。
8時ぎりぎりに着いたけど一向に来なくて、これは乗りそこねたか? いや58分ごろに停留所を目視していたので早くに出発していることはないはず……と考えながら10分経ったくらいで諦めて帰ろうと交差点を渡ったところで来ていることに気がつき、慌てて戻った。
乗れたは良いものの10分遅れで、定刻通りで受け付け修了まで9分しか余裕がなかったのでこれは厳しいか? と覚悟した。けっきょく2分前につき、事無きを得る。
まず車上検定から。自分はAT限定の1番目だった……。まあ下手に他の人の運転を見てからだとあれこれ考えそうだしこれで良かったかもしれない。
教員からの指摘がない分、わりと穏やかな気持ちで取り組めた。終了後の講評でも特に減点に値するような運転は見られなかった、左折時に少し膨らむハンドリングをする時があったのでそれは気をつけようとのことだった。
続いて学科。こっちはill-definedなクソ問題が出てくるおそれがある分、なまじ技能より緊張……というより先暗い気持ちになる。直前まで復習し、回答した感触としては自信がない (= 50:50くらい) の問題が5つで、すべて間違えていても合格点は越えるのでまあ大丈夫だろう。
無事に学科も合格し、仮免ゲット〜。
技能11
見極め前の技能教習。新たに踏切横断を学び、見極め・仮免試験のコースを教わる。 ちょっと間が空くと細かい確認をおろそかになりがち。 自分が悪いので仕方ないけど、教員の言い方がチクチクしていてイラッとくる。まあ黙らせればよろしい。
できていないことが指摘されるのは良いけど、できているべきことができている時にはちゃんとそういうフィードバックをしてほしい。 典型的なダメ指導の事例やでって思いながら聞いている。
久し振りに坂道発進をやった時に「クラクションは中心だけじゃなくてステアリングホイールの傍も感圧するよ」って指摘されたけど、むしろ最近の車はこのT字の横の辺のあたりにいろいろボタンが追加されているからやっぱり中心を押して鳴らすのが良さそうに思う。
コース自体は初見だったけれど無線教習のコース内容に加えて今までやってきた坂道発進などが組み合わさったもので気持ちもだいぶ楽。 S字コーナーもクランクも自信を持って操舵できるようになった。
交差点を曲がったあとのレーン取りが遅いって度々指摘されるけれど、コースを覚えながらで考えることが多すぎるからだと思う。 ので今はあまり気にしないことにする。曲がった後のレーン取りに意識を持っていかれて巻き込み確認などを疎かにするほうがよっぽど危険ではないか。
無線教習B, 学科中間試験
無線教習B
無線教習という指導教官の同乗無しに単独で乗車、所定のコースを走るという内容。Aは既に済んでおり、今回はA.
クランクや狭路S字はAコースと変わらず、新たに塀で囲まれた視界不良のT字路が追加されている。あと右折が多め。
やはり無線教習は指導教官ガチャが存在せず非常にリラックスして運転できるのが良い。交差点で前のMT車が3回くらい発進に失敗している様子を見て冷静になれた。
次は踏切で、さらにその次はいよいよ仮免試験……!
学科中間試験
仮免試験前の中間試験があり無事に合格。
前評判通り問題文としてill-definedなものも散見されてイライラする。なんやねん。